ニューボーンフォトは赤ちゃんがかわいそう?疑問や不安を解決しよう
「ニューボーンフォトってなんだか赤ちゃんがかわいそう…」ときどき、こんな意見を耳にします。
きっとニューボーンフォトを検討している方の中にも、「赤ちゃんに負担をかけてしまうのでは?」「撮影中に泣いてしまったらどうしよう」といった不安を抱える方がいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、プロのニューボーンフォトグラファーが撮影するニューボーンフォトは、赤ちゃんにとって安全で快適なものです。セルフ撮影とは違い、カメラマンは正しい知識の元、赤ちゃんの安全を最優先に考えた上で撮影を行いますので、決して「かわいそう」なことではありません。
この記事では、ニューボーンフォトに対する疑問や不安を解決し、ニューボーンフォト撮影の魅力をお伝えします。撮影をご検討している方の参考になれば嬉しいです。
Table of Contents
ニューボーンフォトってどんな写真?
ニューボーンフォトとは、生まれたての赤ちゃんの姿を撮影した写真です。赤ちゃんの小さな手や足、やわらかな肌、ふわふわの産毛など、生まれたばかりの赤ちゃんならではの姿を美しく残せます。
いつまでに撮るの?
ニューボーンフォトは、生後7日~14日くらいまでの間に撮るのがベストだと言われています。この時期の赤ちゃんは、まだママのおなかの中にいたときの姿に近く、丸くなって眠る姿や手足をくねくねと動かす様子が、とてもかわいらしく写ります。
赤ちゃんやママの体調によっては、3〜4週間後に撮影を延期することもあります。(大切なのは、赤ちゃんとママが元気でリラックスして撮影できることです。)
撮影を希望する場合は、妊娠期間の安定期を過ぎたあたりからニューボーンフォトグラファーを探し始めると良いでしょう。予約は出産前に行うのが一般的です。予定日付近で仮に予約し、出産後に改めてカメラマンに連絡して撮影日を確定させます。
ニューボーンフォトはかわいそう?よくある心配を解決
ニューボーンフォトは全くかわいそうな撮影ではありません。この章では、よくある心配ごとに対して、1つずつお答えしていきます。
Q.赤ちゃんが苦しそうに見える…
ニューボーンフォトで、赤ちゃんが布にくるまれている写真を見て「苦しそう」と心配する人がいますが、それは間違いです。実は、赤ちゃんは布にくるまれていた方が、ママのお腹の中にいたときのような感覚を感じて安心します。
赤ちゃんが泣いたときに、おくるみで包むと落ち着くのは、このためですね。赤ちゃんが気持ちよさそうに眠っている姿をそのまま写真に残すので、決して無理に姿勢を変えたりはしません。
赤ちゃんが心地よく感じている自然な姿を、そのまま写真に収めるのがニューボーンフォトなのです。
Q.赤ちゃんの気持ちを考えず、親が撮影したいだけでは?
「赤ちゃんの気持ちを考えずに、親が勝手に撮影しているのでは?」と思う人もいるかもしれません。確かに、赤ちゃんは「写真を撮ってほしい」とは言えません。でも、親が赤ちゃんの姿を残したいと思うのは、とても自然なことです。
赤ちゃんが生まれた喜びや感動、「大切に育てたい」という気持ちを形にするのが、ニューボーンフォト。将来、大きくなった子どもに見せた時には間違いなく喜んでくれるはずです。
赤ちゃんの気持ちを大切にしながら家族の思い出を作ることは、決してわがままではありません。むしろ、赤ちゃんへの愛情表現の一つと言えるでしょう。
Q.赤ちゃんに負担がかかる?
「長時間の撮影で、赤ちゃんが疲れてしまうのでは?」と心配する声もあります。確かに、赤ちゃんにとって負担になるような撮影は避けるべきです。赤ちゃんが眠っているときにそっと撮影したり、お腹が空いたらミルクタイムの休憩を取ったりします。
撮影時間は短く区切って、赤ちゃんの様子を見ながら進めます。このように、赤ちゃんの気持ちを第一に考えながら撮影するので、赤ちゃんへの負担はとても少ないのです。
むしろ、赤ちゃんがリラックスしている様子や幸せそうな表情を写真に収められるケースが多いと感じます。それは、赤ちゃんが心地よく過ごせているからこそです。
ニューボーンフォトの良いところ
ニューボーンフォト撮影をすることには、たくさんのメリットがあります。ここでは、ニューボーンフォトの魅力をお伝えします。
赤ちゃんの成長記録になる
赤ちゃんの成長はとても早いものです。生まれたばかりの姿は、あっという間に変わってしまいます。ニューボーンフォトは、その一瞬を永遠に残すことができる、素晴らしい方法です。
小さな手や足の写真は、将来大きくなったときの比較になります。また、生まれたばかりの赤ちゃんならではの丸まった姿勢を見られるのも今だけです。
1ヶ月ごとに同じポーズで撮影していけば、赤ちゃんの成長がよくわかる素敵なアルバムができあがります。ニューボーンフォトは赤ちゃんの成長を記録する、最初の一歩となるのです。
家族の思い出づくりになる
ニューボーンフォトは、赤ちゃんだけでなく家族みんなの思い出にもなります。
パパやママが赤ちゃんを抱っこしている写真、兄弟姉妹と一緒に撮った写真、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒の家族写真。これらの写真は、家族の絆を深める大切な思い出となります。
パパやママの「心のお守り」になる
私たちは、ニューボーンフォトを「心のお守り」と呼んでいます。
子育ての道のりは、喜びに満ちた瞬間もあれば、困難な時期もあります。時に疲れ果て、イライラし、涙を流したくなることもあるでしょう。もう何もかも投げ捨てて逃げ出したい気持ちに駆られるかもしれません。
そんな厳しい時こそ、ニューボーンフォトの存在が心の支えとなります。この写真を見返すたび、「もう一度頑張ろう」という強い思いが心に芽生え、育児に向き合う力を与えてくれるのです。
信頼できるニューボーンフォトグラファーを選ぼう
赤ちゃんの撮影には特別なスキルと経験が必要なため、ニューボーンフォト専門のカメラマン(ニューボーンフォトグラファー)を選ぶことをおすすめします。
信頼できるカメラマンを選ぶ際には過去の作品を見て、撮影スタイルやイメージを確認しましょう。ニューボーンフォトの撮影経験が豊富かどうか、赤ちゃんの安全をどのように確保しているかも聞いてみると良いでしょう。
他の家族の体験談を読んでみるのも参考になります。事前の打ち合わせで、話しやすい雰囲気かどうかも確認すると安心です。
まとめ
ニューボーンフォト撮影は「赤ちゃんがかわいそう」と心配する声も聞かれますが、それは間違いです。赤ちゃんは布にくるまれていた方が、ママのお腹の中にいたときのような感覚を感じて安心します。
セルフ撮影とは異なり、プロのニューボーンフォトグラファーが撮影するニューボーンフォトは、赤ちゃんにとって安全で快適なもの。赤ちゃんに対する正しい知識の元、赤ちゃんの安全を最優先に考えた上で撮影を行いますので、決して「かわいそう」なことではありません。
育児をしているとイライラしたり、投げ出したくなることもあります…そんな時に、この姿を見返したら、きっと「また頑張ろう」と前を向けるようになるはずです。日本に生まれたすべての赤ちゃんがニューボーンフォトを撮影できる世の中になるよう活動を続けていきます。