ニューボーンフォトをセルフで撮影する方法とは?100均グッズ活用術
最近では、プロが撮影したニューボーンフォトを真似て、ご自身のスマホでセルフ撮影をする方も増えてきました。しかし、カメラや赤ちゃんの扱い方を正しく知らない方がプロと同じような写真(ポージング)を行うのには大きなリスクもあります。
例えば、肘をついて頭をのせているポージングなどは、実際には赤ちゃんの腕では支えておらず、合成によって作られた写真です。赤ちゃんの安全が何よりも大切ですので、セルフ撮影を行う際にはくれぐれも無理のない範囲で行ってください。
(この点は強くお伝えさせていただきます。)
それを踏まえた上で、この記事ではニューボーンフォトのセルフ撮影のコツや注意点、100均グッズの活用法について解説します。ぜひ参考にしてください。
ニューボーンフォト撮影で使用できる小物はコチラでも購入可能です。
Table of Contents
セルフでニューボーンフォトを撮るための準備
ニューボーンフォトをセルフで撮影する際は、事前の準備が重要です。
セルフでニューボーンフォトを撮るために必要な道具
ニューボーンフォトの撮影には、以下のものが必要です。
- カメラ(スマートフォン)
- 柔らかい布やブランケット
- 赤ちゃんの衣装や おくるみ
セルフでニューボーンフォトを撮る際に使える100均おすすめグッズ
100円ショップでは、ニューボーンフォトに活用できる様々なアイテムが販売されています。造花やグリーンは季節感を演出したり、写真に彩りを添えたりするのに最適です。リボンやレースは赤ちゃんの周りを飾ったり、ヘアアクセサリーとして使用できます。
レターバナーは赤ちゃんの名前や生年月日を表示するのに便利です。フェルト生地は柔らかい背景や小物作りに活用でき、カゴやバスケットは赤ちゃんを寝かせる際の小道具として使えます。
セルフ撮影のコツとアイデア
セルフでニューボーンフォトを撮影する際は、いくつかのコツを押さえることが大切です。赤ちゃんの機嫌や光の使い方、構図などについて見ていきましょう。
赤ちゃんの機嫌が良いときを狙おう
赤ちゃんの機嫌が良いときに撮影することが、成功の鍵となります。授乳直後や昼寝から起きた直後など、赤ちゃんが落ち着いているときを選びましょう。
赤ちゃんのリズムを把握し、機嫌の良い時間帯を予測することも大切です。撮影の準備は事前に整えておき、赤ちゃんが機嫌良くなったらすぐに撮影できるようにします。赤ちゃんの状態に合わせて柔軟に対応することが重要です。
自然光を上手に使おう
自然光を活用することで、柔らかく美しい写真を撮影できます。窓際で撮影し、直射日光を避けましょう。カーテンやレースカーテンを使って光を調整すると良いです。
また、朝方や夕方など、柔らかい光が入る時間帯を選ぶことをおすすめします。赤ちゃんの顔に影ができないよう、光の向きに注意しましょう。自然光を上手に使うことで、プロのような雰囲気のある写真を撮れますよ。
かわいい構図のヒント
赤ちゃんを可愛く撮影するための構図のヒントをいくつか紹介します。赤ちゃんの目線で撮影することで、親密感のある写真になります。顔のアップショットと全身のルーズショットを組み合わせることで、バリエーション豊かな写真が撮れます。
シンメトリーを意識し、赤ちゃんを中心に置き、左右対称の構図にすることで安定感のある写真になります。カゴやブランケットで赤ちゃんを囲むフレーミングを工夫することで、より赤ちゃんに注目が集まります。
100均グッズを使った簡単デコレーション
100円ショップのアイテムを活用することで、少ない予算でも素敵な撮影セットを作ることができます。
季節感を出すアイデア
季節に合わせたデコレーションを施すことで、より思い出深い写真を撮ることができます。春には桜の造花やピンク系の小物、夏はひまわりの造花や貝殻、秋は紅葉の造花や木の実、冬は雪の結晶モチーフや白い小物を活用するのがおすすめです。これらのアイテムを適度に配置することで、季節感のある素敵な写真が撮れます。
文字や数字を使った演出
文字や数字を使った演出は、赤ちゃんの情報を伝えるのに効果的です。レターバナーで赤ちゃんの名前を表示したり、数字のオブジェで生年月日や体重を表現したりできます。
ニューボーンフォトのセルフ撮影で気をつけること
ニューボーンフォトのセルフ撮影では、赤ちゃんの安全を最優先に考える必要があります。
赤ちゃんの安全が一番大切
赤ちゃんの安全を確保するために、常に赤ちゃんから目を離さないようにしてください。高い場所に赤ちゃんを置かないことや、小物は赤ちゃんの手の届かないところに置くことも重要です。撮影中は赤ちゃんを一人にせず、短時間で行うようにしましょう。赤ちゃんの安全を最優先に考え、無理のない範囲で撮影を行うことが大切です。
無理なポーズはNG
インターネットで見かける特殊なポーズを自分で行うのは大変危険です。赤ちゃんに負担をかける可能性があります。赤ちゃんの自然な姿勢を大切にし、頭を支えられない赤ちゃんの首に負担をかけないようにしましょう。
長時間同じ姿勢を取らせたり、関節を無理に曲げたりすることは避けてください。赤ちゃんの自然な姿や表情を大切にし、安全で快適な撮影を心がけましょう。
温度管理に注意
新生児は体温調節機能が未発達のため、適切な温度管理が重要です。室温は20〜25度程度に保ち、エアコンの風が直接赤ちゃんに当たらないようにしましょう。赤ちゃんの様子を見ながら、必要に応じて衣服を調整します。
撮影時間が長くなりすぎないよう気をつけ、赤ちゃんが暑そう、または寒そうにしていないか常に確認してください。
ニューボーンフォトを撮影するならプロに任せて
セルフで撮影すれば費用を抑えられますが、安全性には疑問が残ります。ニューボーンフォトを撮影したいのであれば、多少費用はかかりますが「プロのカメラマンに依頼する」ことをお勧めします。
プロのカメラマンは、赤ちゃんの扱いに慣れており、安全面での配慮も十分に行います。構図やポージングの知識を持ち、赤ちゃんの自然な表情や仕草を引き出すのも得意です。
出張撮影を行っているニューボーンフォトグラファーに依頼すれば、自宅から出る必要がないため、赤ちゃんや産後のママにとっても安心ですよね。カメラマンに空きがあれば産後の撮影予約も受け付けてくれるかもしれません。
あなたが気になったニューボーンフォトグラファーさんへ問い合わせてみてください。
まとめ
※これはプロのニューボーンフォトグラファーが撮影した写真です
セルフ撮影では、赤ちゃんの安全を最優先に考え、無理なポーズは避け、自然な姿勢を大切にすることが重要です。適切な温度管理を行い、赤ちゃんの機嫌が良いときを選んで撮影することも成功の鍵となります。
少しでも不安がある方、プロのようなニューボーンフォトを撮りたい方は、プロのカメラマンに依頼することも検討してみましょう。プロは赤ちゃんの扱いに慣れており、安全面での配慮も十分です。また、構図やポージングの知識を持ち、赤ちゃんの魅力を最大限に引き出す技術があります。
この一生に一度の瞬間を最高の形で記録するために、セルフ撮影とプロへの依頼、それぞれのメリットを考慮し、あなたに合った方法を選んでください。