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どうやって選ぶ?ニューボーンフォトグラファーの選び方

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「子供が産まれたらニューボーンフォトを撮りたいな〜」と考えている方も多いのではないでしょうか。近年、日本国内でも人気が高まってきたニューボーンフォトですが、発展途上の分野でもあるニューボーンフォト。

急成長を遂げる市場ながら、撮影者はまだまだ少ないという現状もあり、撮影を依頼する側としてはSNSやマッチングサイトを見ても「誰に頼んだら良いか分からない」という方も多いようです。

今回の記事では、人気が増しているニューボーンフォト撮影を依頼する際に、どのフォトグラファーを選んだら良いか?ニューボーンフォトグラファーの選び方について紹介します。

実は撮影できる人が少ない?人気とは裏腹の現状

2017年。300件ほどだったと言われる撮影件数は、2023年には約50倍も増えたと想定され、年間撮影件数が1万件を超える、一大ジャンルに成長しています。

出生数が年間80万人を割り込み、年々少子化問題が深刻化する一方で、赤ちゃんが誕生したお祝いの記念となる「ニューボーンフォト」は、新生児期しか撮影できないという貴重なもに加え、独自の雰囲気が作り出すその愛らしさも相まって、年々撮影の需要を伸ばし続けています。

その一方で、ニューボーンフォトを撮影できるニューボーンフォトグラファーの数は全国で1000名ほどと言われ、その多くは子育て中のママであるという現状があります。

日中の限られた時間しか撮影を行えない、毎日撮影に出ることが難しいなど、ママフォトグラファーの生活環境を鑑みても、必ずしも撮影者が多いと言える状況ではなく、むしろ需要に対して供給が追いついていないという現状があります

まだまだ発展途上の分野、それがニューボーンフォトなのです。

他の撮影とニューボーンフォトは何が違うの?

お宮参り・七五三・入園卒園式などの屋外撮影と、室内で撮影するニューボーンフォトでは光の設定や考え方が異なります。

屋外撮影(お宮参り・七五三・入園卒園式など)

屋外撮影では背景の選択や配置が自由度が高く、自然の風景や建物の景観を生かした撮影をすることができます。

太陽の位置や天気によって光の強度や方向が変わるため、その都度、最適な撮影ポイントや角度を見つける技術が求められます。被写体との関係や、背景の色や質感、物の配置などを意識して、最適な場所や角度での撮影を目指します。

木や花、建物の景観などの自然の要素をうまく取り入れることで、写真に深みや動きを加えることができ、この違いはフォトグラファーによって異なる腕の見せ所となります。

屋内撮影(ニューボーンフォトなど)

一方、室内撮影では、大きな窓やガラスドアからの自然光を主な光源として利用します。窓からの光が柔らかく、ニューボーンの肌にやさしく映ります。一方向からの窓光を補完するために、機材を使って光を反射させて影を和らげたり、被写体の暗い部分に光を当てたりしながらの撮影をするのが室内でのニューボーンフォト撮影です。

何よりも赤ちゃんの安全を常に考慮し、赤ちゃんを置く場所やポーズ、撮影アイテムの選定に気を付けながら、窓からの光の方向や赤ちゃんの位置や顔の向きを調整して、最も自然な光で美しい赤ちゃんの表情を作り出します。

自然光のニューボーンフォトでは、窓光を主に使用し、レフ板などで補完しながら赤ちゃんの安全と快適さを最優先に撮影する一方で、屋外撮影では、太陽光と影のバランスを取りながら、背景や自然の要素を活用して、シーンに合わせた最適な写真を目指します。

同じ撮影でも、屋外と屋内ではその撮影方法や考え方などが異なるため、例えば風景や建物、動物や花を美しく撮影できるからといって、ニューボーンフォトも美しく撮影できるとは限らないということです。


なぜニューボーンフォトの撮影者が少ないの?

前途のように、屋外撮影と屋内撮影では求められる技術やノウハウが異なるため、室内撮影に関する知識・情報を熟知していなければ、完璧なニューボーンフォト撮影は難しく、「カメラ撮影経験があるから誰でもできる」というわけではないのが、ニューボーンフォトグラファーの数が少ない理由の一つです。

加えて、赤ちゃんの取り扱い・撮影セットデザイン力など総合的なプロデュース能力が必要と言われています。単なる撮影技術だけではなく、光・空間・色彩・アイテムの選定・赤ちゃんの扱い方・編集技術など、全ての知識・技術を扱えないといけないという観点からも、専門的な経験・知識を必要とするのがニューボーンフォトなのです。

この技術や経験・知識を習得するまでには数ヶ月〜数年を要するため、発展途上分野であるニューボーンフォトを撮影できる人は、まだまだその担い手が少ない状況になっています。

どんなカメラマンに頼めばいいの?

ニューボーンフォト撮影を依頼する際には、屋内での撮影経験・実績があるかどうかをしっかり見極めることも大切ですが、もっとも重要視すべきは「そのフォトグラファーの作風が好きどうか」という点です。

一口にニューボーンフォトを撮影できるフォトグラファーと言っても、作風・技術・テクニック・赤ちゃんの取り扱いの理解度・経験値などは様々であり、混在している状況です。

素敵なニューボーンフォトを撮りたいからと言って、近所で知り合いのフォトグラファーさんに「これを撮りたい!」と伝えても、実際にその写真を再現できるとは限りません。

撮影金額も2万円〜10万円とフォトグラファーさんによって、金額は異なります。せっかく記念となる撮影を依頼して、フォトグラファーさんに一生懸命に撮影をいただいても、好みでない仕上がりになって不満が生じてしまうと、お互いにとって良い体験となることは難しいでしょう。

このような観点から、まずは「このフォトグラファーさんの作風が好きかどうか」という点から選ばれることをオススメします。

とにかく「この人の写真がいいな!」と思った人に依頼することが大切です

この記事の著者

水沢 亜夢美

水沢 亜夢美(みずさわ あゆみ)
株式会社サプニィ代表取締役

ニューボーンフォトグラファー
ニューボーンフォトグラファー養成講座 講師
ニューボーンフォトグッズ専門オンラインショップ「エルティ」運営
結婚相談所LIME代表

1985年7月19日生/大阪府出身/3児を育てるママ

第3子の妊娠出産を機にニューボーンフォトグラファーを専門とすることを決意。「手の届く価格で本格アートニューボーンフォトを全てのご家族へ」をテーマに活動を開始した初年度に、大手マッチングサイトで新人賞を獲得。Instagramでの集客も確立し、累計800名以上の赤ちゃんを撮影。

2022年にはベビー撮影に特化したフォトスタジオ「Sapni」をオープン。アニバーサリー撮影を手掛ける傍ら、2023年にはニューボーンフォトグラファー養成講座を開講。1年で100名以上の受講生を育成・輩出。

現在は「子育てママに価値ある情報を」をテーマに、産前産後のママに向けた情報発信を行う。

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